【ディズニー】初心者おすすめのカメラ・レンズから撮影法まで(その1:カメラ編)

【ディズニー】初心者おすすめのカメラ・レンズから撮影法まで(その1:カメラ編)

ディズニーランドやシーに行ったら写真をたくさん撮りたい!
家族や友人、恋人との記念はもちろん、好きなキャラクターやパレード、パークの風景、スナップなどなど…。
スマホのカメラで簡単に撮れるけど、レンズが交換できるデジカメで本格的に撮ってみたい、スマホでは撮れないいつもと違った雰囲気の写真を狙ってみたい!と思っている方も多いと思います。

でも、「カメラの知識がないし、何を選べばいいかわからないよ」、「カメラを買ったけどうまく撮れないなあ」という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、これからカメラを買ってパークで写真を撮りたい!、カメラの買い替えを検討中、色々なレンズを使ってみたい、そもそもどう撮ればいいかわからない、という方に、オススメのカメラ・レンズから撮影法までご紹介したいと思います。

一眼レフとミラーレス

レンズ交換できるデジカメには、大きく分けると一眼レフタイプ(フィルム時代からの形)とミラーレスタイプの2種類があります。
各々の特徴(長所・短所)をまとめました。

【一眼レフタイプ】

  • ファインダーは「光学式」で、レンズを通った像をそのまま遅延なく見ることができるが、暗い所では暗くなるため見えにくくなる
  • 専用のAFセンサーで高速AFが可能だが、AFポイントが少なく画面中央に集中する
  • 液晶モニターのライブビューはモードの切り替えが必要
  • レンズ含めミラーレスよりも大型で重い
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光学ファインダーの例

【ミラーレス】

  • ファインダーは「電子式」(EVF)で、撮影されるデジタル画像そのものを見ることができる(撮影前に明るさや色味を確認できる)。また、暗い所でも適正な明るさで見える
  • AFは撮像素子と呼ばれるイメージセンサー(フィルムの役割)自体で行うためピント精度が高く、画面のほぼ全面でAFが可能
  • ライブビューでもファインダーと同じように撮影可能で、動画機能も充実
  • レンズ含め小型軽量
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電子式ファインダー(EVF)の例

一見するとミラーレスが圧勝と感じますが、一眼レフには信頼性の高い高速AFや操作性、遅延のない光学ファインダー、グリップ感等がありプロ用途ではまだまだ必要な存在です。
また、電子式ファインダーはぎらつきがあって苦手という方もいると思います。

とは言え、そもそも一眼レフはフィルム時代の形とほとんど変わっていない言わばデジタルへ移行する過渡期のもので、今後はミラーレスが大勢を占めることになるでしょう。

パークで使うならどっち?

各々長所短所がありますので、要は何を重視するかですね。

撮影だけが目的なら別ですが、パークに行く方は「遊んで見て食べて楽しむ」中で写真も撮りたい!という方が多いと思います。
そうすると、ミラーレスの一番の特徴である”小型軽量”という要素は外せませんね。
また、電子式ファインダーやライブビューでの撮影は、スマホでの撮影に慣れている方には違和感なく、大変便利なものです。

ところで、ミラーレスカメラの本当のメリットは、画像認識技術とも言われています。
人物の顔認識や瞳認識AFが当たり前になり、最近では動物認識や乗り物認識(車や列車)が可能になっています。
このような認識技術はAI技術とともに今後急速に発展するでしょう。
例えば、事前に撮りたいキャラクターをカメラに登録して優先順位を決めてあげれば、後はAFはカメラ任せでレンズを向けて画角を決めるとAIがベストタイミングでシャッターを切ってくれる、なんて時代がもうすぐ来るかもしれません。
AF自体の概念が大きく変わりそうですね。

【ディズニー】初心者おすすめのカメラ・レンズから撮影法まで(その1:カメラ編)

”顔認識”の例

【ディズニー】初心者おすすめのカメラ・レンズから撮影法まで(その1:カメラ編)

さらに”瞳認識”の例

ということで結論は、小型軽量で将来的なAF技術の進歩も含め、これからカメラを選ぶなら”ミラーレス”がおすすめです。

ミラーレスカメラの種類とおすすめ機種

ファインダーは必要?

ミラーレスカメラは液晶モニターでも撮影ができるため、ファインダーがあるタイプとないタイプがあります。
しかし、これからデジカメを買って本格的に写真を始めるなら、ファインダーは必須です。

液晶モニターでは、晴れた屋外では見えにくく、望遠レンズで撮りたいときに正確に被写体を捉えるのは困難でしょう。

また、撮影画像を確認する際、晴れた屋外で液晶モニターが見えにくい時でも、ファインダー内に撮影画像を表示させて確認できます。

センサーサイズを知ろう

カメラ選びで重要になるのが撮像素子つまりイメージセンサーのサイズです。

フィルム時代は35㎜フィルム(横24㎜×縦36㎜)が一般的でしたが、デジタル時代では複数のサイズが登場しました。
35㎜がフルサイズと呼ばれ、ミラーレスには35㎜より小さいAPS-Cやマイクロフォーサーズの規格があります。

撮像素子の大きさの比較

撮像素子の大きさの比較
※小さい1/2.3型などはコンデジやスマホで使われる

ポイントとしては、一般的に、センサーサイズが大きい方が…

  • 高感度に強く、ノイズが出にくい
  • レンズの絞りを開けた際の背景や前景がボケやすい
  • 価格が高く(特にフルサイズ)、カメラ本体やレンズも大きい

という傾向があります。

そこで、最初のカメラとしておすすめは”APS-C”サイズです。
高感度にある程度強く、レンズ含めたカメラの大きさのバランスも良いと思います。
APS-C専用の小型軽量レンズも豊富で、最初のカメラとして価格的にも購入しやすいでしょう。

もし、携帯性を優先してより小型軽量のカメラならマイクロフォーサーズ(オリンパスかパナソニック)ですね。

センサーサイズごとのおすすめ機種は?

はじめはAPS-Cサイズのエントリーモデルから購入し、将来的にステップアップとして35㎜フルサイズを使いたい、と思っている方もいるでしょう。
あるいは、今はそう思わなくても、今後フルサイズを使ってみたくなるかもしれません。

このように将来的な移行まで考えた場合、おすすめの選択肢は1択。
ソニーのミラーレスです。

なぜならソニーのミラーレスはAPS-Cとフルサイズでレンズマウントが共通(Eマウント)のため、いずれのカメラでもレンズが無駄にならず共用できるからです。
メインカメラを35㎜フルサイズ、サブカメラをAPS-Cとした場合も共用できるのは大きなメリットですね。

そして、ソニーのミラーレスは他社に先駆けAPS-Cを2010年から、フルサイズを2013年から発売しているためミラーレスとしての基本性能が高く、レンズ含めシステム全体としてのラインナップが圧倒的に充実している点も見逃せません。

というわけで、ソニーのおすすめミラーレスを紹介します!

APS-Cサイズ

2019年2月発売のソニーα6400
コンパクトな高コスパモデルで、「リアルタイム瞳AF」や高速AF、高速連射、動体追従「リアルタイムトラッキング」と、最初の一台として申し分ないハイスペック機です。
背面モニターは180度チルト可能で自撮りも簡単、4K動画機能もあり、画質も不満ないでしょう。

レンズは、標準ズームと望遠ズームがセットになったダブルズームレンズキットや、広角~望遠までカバーした高倍率ズームレンズ(ソニーE 18-135mm F3.5-5.6 OSS)がセットの高倍率ズームレンズキットがあります。
ですが、レンズはタムロンの18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDをボディと別に購入するのがおすすめです。このレンズ1本で広角から超望遠(35mm判換算27-450mm相当)をカバーしますので、スナップから風景、キャラクターの撮影まで活躍してくれます。

フルサイズミラーレスは、2020年10月に軽量コンパクトなα7Cが発売されました。
ロングセラー機のα7IIIの性能を凝縮しつつAFには動体追従「リアルタイムトラッキング」が新たに搭載されています。
「リアルタイムトラッキング」はショーやパレードでキャラクターなど動体を狙うときはとっても便利!
また、バリアングルモニターのため自撮りや動画も楽ですね。
APS-Cからのステップアップはもちろん、入門機としてα7Cから始めるのも十分ありです!

α7Cには、小型軽量の標準ズームが付いたズームレンズキットもありますが、パークではキャラクター撮影など望遠レンズも欲しいので、カメラ本体とは別に高倍率ズームレンズを購入するのがおすすめです。
2020年6月に発売されたタムロン28-200㎜F2.8-5.6は軽量コンパクトで高画質の万能レンズで、まさに最初の1本に最適でしょう。

開放F値が明るいレンズで表現の幅を広げたい場合は、標準ズームのタムロン28-75㎜F2.8G2 と望遠ズームのタムロン70-180㎜F2.8がおすすめです。
コンパクトなα7Cにベストマッチで、コスパも最強ですね。

これから買うカメラとしては、ミラーレスのAPS-Cサイズのものが性能・大きさ・価格のバランスが良くおすすめです。
35㎜フルサイズへの将来的な移行を考えると、レンズが共用できラインナップも充実しているソニーが一番の候補になりますね。

次回は、レンズの種類や選び方、パークでの実際の作例をご紹介します。

次回記事【ディズニー】初心者おすすめのカメラ・レンズから撮影法まで(その2:レンズ編)

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