やんばるのイボイモリ

イボイモリファンのみなさん、こんにちは。
今回は、とある夜に撮影したやんばるのイボイモリのご紹介。
(両生類が苦手な方、ごめんなさい)

普段はほとんど動かない(移動しない)ため目にすることの少ない生き物ですが、冬~春の繁殖期には活発に動いているようで、やんばるの林道でも一晩でたくさんの個体に出会うことがあります。

そんな夜に出会ったイボイモリたちです。


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イボイモリとは?

やんばるには、イモリの仲間として、シリケンイモリとイボイモリの2種類がいます。
シリケンイモリは、本土のアカハライモリと親戚ですが、イボイモリの仲間は、奄美・沖縄以外に本土にはいません。

シリケンイモリ

こちらはシリケンイモリ

 

イボイモリは、原始的なイモリの仲間で「生きている化石」とも呼ばれ、肋骨が張り出し全体的にゴツゴツした体は、太古の昔から変わらず生き続けてきた、どこか恐竜を思わせるカッコよさがあります。

また、黒くてゴツゴツした体につぶらな瞳と大きな口からは、思わずゴジラを連想してしまいます。

やんばるのイボイモリ

やんばるのイボイモリ

イボイモリの仲間は、中国南部やヒマラヤ南部にも見られることから、かつての琉球列島と大陸とのつながりを示す重要な種の一つとされています。

沖縄県及び鹿児島県の天然記念物で、2016年には国内希少野生動植物種にも指定されました。
(採集や飼育等はできません)

 

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イボイモリざんまい

沖縄では、イボイモリは沖縄本島、瀬底島、渡嘉敷島で見られます。
本島では、南部まで分布していますが、開発によって激減し、現在はわずかな場所でしか見られません。

体色は、通常は黒色ですが、個体変異があり、体の一部が褐色のもの、全体が褐色のものなど様々です。

この夜は、黒色以外にも様々な体色のものが見られました。

どれもカッコいい!

やんばるのイボイモリ

やんばるのイボイモリ

やんばるのイボイモリ

やんばるのイボイモリ

やんばるのイボイモリ

 

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イボイモリの撮影

今回の撮影は、オリンパスのコンパクトデジカメTG-860。

防水・耐衝撃に超広角(21mm)のレンズ、可動式液晶と、フィールドでの撮影には大変便利なカメラです。

現在は後継のTG-870が販売されていますが、生産終了なのか在庫薄のため、販売価格は高騰していますね。
(早く後継機を出してほしいと思いますが、何のアナウンスもないのでまさかこのまま終了?)

 

撮影のポイント

イボイモリは、カエルのようにジャンプして逃げたりしません。
近づいてもじっとして動かないことが多いので、撮影の練習にはもってこいです。

普通にフラッシュを発光させて撮ると、みな同じような写真になってしまいますので、フラッシュは使わず、今回は頭につけているヘッドライトの光のみで撮影しました。
ただし、手ブレしやすくなるのでカメラをしっかり持ってシャッターを切ります。
また、感度も高くなりますので、画質が落ちてしまうのは仕方ないところ。
(画質を求めるならやはり一眼ですね)

レンズは広角側で、周囲の状況も一緒に入れて撮ると雰囲気が出ます。

地面にいるので、カメラの可動式液晶を上手に使いましょう。

ちなみに、ヘッドライトは、GENTOSのDPX-343H。
照射範囲をワイドにすると広範囲を明るく照らしてくれます。
電源は単四×3本なので軽いのもいいですね。
ただ、その分明るさの持ちは良くないので、予備電池が必要です。
また、センサーで手をかざすだけでオン/オフさせることも可能です。

撮影だけでなく、夜の生き物観察では、おすすめのヘッドライトです。
(生き物を探すのにより明るさが必要な時は、明るいハンディタイプと併用します)

 

まとめ

やんばるのイボイモリ

普段は、見る機会の少ないイボイモリですが、やんばるを代表する生き物の一つでもあり、見つけたときはぜひ撮影に挑戦してみてください。
じっとしていることが多いので、初めてでも撮りやすい生き物だと思います。

特に、冬から春の繁殖期で、雨が降って地面が濡れているような夜がおススメです。

やんばるの森には、ハブやヒメハブもいますので、足元には十分ご注意くださいね。
特にヒメハブは存在に気づかず、そのまま近づいてしまうことがあるので、要注意です。

ヒメハブに乗っかる?イボイモリ

ヒメハブに乗っかる?イボイモリ


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