カメラの準備をし、外観のチェックが終わりましたので、次に各設定を行っていきます。

α99II(ソニーデジタル一眼カメラ)は、カメラの基本設定からユーザーオリジナルのカスタム設定まで、細かく設定することができます。

項目が多くて大変ですが、撮影の上で大変重要なことなので、自分の撮影スタイルに最高のカメラになるようカスタマイズしていきましょう。

今回は、MENUの中の「撮影設定1」(赤のカメラマーク)についてです。

なお、MENU画面で一つ一つ設定していきますが、その際、スマホやタブレットでヘルプガイドを見ながら行うと便利ですよ。
ヘルプガイドのMENU一覧には各設定項目について解説がありますので、わからない言葉が出てきたときは、ヘルプガイドですぐ調べるのが良いと思います。

α99IIヘルプガイド
http://helpguide.sony.net/ilc/1630/v1/ja/index.html?s_pid=cs_ILCA-99M2


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撮影設定1

画質/画像サイズ1

α99II撮影設定1編

RAW記録方式で「非圧縮」が選択できるようになりました。
「圧縮」よりもファイル容量が約2倍、その分、連続撮影枚数が約半分となりますので、ご注意を。

APS-C/Super 35mmは、撮影時にAPS-Cサイズ相当(動画時はSuper35mm相当)のサイズで記録するかどうかの設定です。
「オート」では、レンズによって自動的に決めてくれます。
例えば、DTレンズのときは自動的にAPS-C相当の撮影(1,800万画素)になります。また、「入」では常にAPS-Cサイズ相当(動画時はSuper35mm相当)、「切」では常に35mmフルサイズでの撮影になります。

画質/画像サイズ2

α99II撮影設定1編

長秒時NRは、シャッタースピードが1秒または1秒より遅いときにノイズ軽減処理を行うかどうかの設定です。
シャッタースピードと同時間のノイズ軽減処理が行われますので、その間は撮影できません。
結構効果はありますので、私は「入」にしています。

レンズ補正では、周辺光量、倍率色収差、歪曲収差の3つについて、それぞれ自動で補正するか、設定します。

α99II撮影設定1編

ただし、自動補正対応レンズのみが対象です。
自動補正対応レンズについては、下記サイトでご確認ください。
(レンズごとの詳細表示に注意書きがなければ対応しています)
http://support.d-imaging.sony.co.jp/www/cscs/accessories/compatibility.php?area=jp&lang=jp&mdl=ILCA-99M2&cat=7

撮影モード/ドライブ

α99II撮影設定1編

ドライブモードでは、1枚撮影、連写、セルフタイマー、ブラケット撮影を選択します。
連射には、Hi+(12枚/秒)、Hi(8枚/秒)、Mid(6枚/秒)、Lo(4枚/秒)の4種類があります。

Hi+が最高速になりますが、絞りは1枚目に固定されます。また2枚目以降は、絞りによってフォーカスエリアの制限がありますので、詳しくは下記をご覧ください。
■99IIの連続撮影
http://helpguide.sony.net/ilc/1630/v1/ja/contents/TP0001244503.html

ブラケットは、私は普段使いませんが、ブラケット時のセルフタイマーや、露出/ホワイトバランスでのブラケット撮影の設定ができます。

カメラマークのものは、メモリー設定機能になります。

AF1

α99II撮影設定1編

フォーカスモードやエリアなどは、撮影時に適宜変更。
AF-S、AF-A、AF-C、DMF、MFの5種類です。

優先設定というのは、「フォーカス優先」にすると「ピントが合わないとシャッターが切れない」、「レリーズ優先」は「ピントが合わなくてもシャッターが切れる」です。
AF-Cでは、「バランス重視」というのがあり、ピント合わせとシャッターを切ることのバランスを取ってシャッターが切れる設定です。
多少ピンがあまくてもシャッターが切れてほしい、ということもありますので、私は「バランス重視」にしています。

AFシステムは、ハイブリッド位相差検出AFシステムでピント合わせをするか、専用位相差AFセンサーのみでピント合わせをするか、という設定。
「オート」では、レンズや撮影モードに応じて変わり、常に専用位相差AFセンサーのみ使用というのも選択できます。

AF2

α99II撮影設定1編

フレキシブルスポット点数は、フォーカスエリアが、「フレキシブルスポットまたは「拡張フレキシブルスポット」のときに選択可能なAF点数です。「全て」は最大323点、「63点」は323点のうちの限定63点(AFシステムは「オート」のとき)となります。AF点を細かく選択したいときは323点、すばやく選択したいときは63点が便利ですね。その他、「15点」というのは、専用位相差エリア79点のうちの限定15点となります。

AF補助光は、「入」にするとAF補助光対応フラッシュ(別売)を装着したとき、暗所で赤い補助光が自動発光するものです。

AF被写体追従感度は、5~1で設定可能です。

5(敏感) / 4 / 3(標準) / 2 / 1(粘る)

距離の異なる被写体に次々にピントを合わせたい場合は5(敏感)、希望の被写体にピントを合わせ続けたい場合は1(粘る)、という感じで状況に応じて変更ですね。

シャッター半押しAFは、親指AFをしたいときなど「切」にします。

AF3

α99II撮影設定1編

AFレンジコントロールは、AF作動範囲を限定させるもの。
AFレンジコントロールアシストでは、レンズを向けて被写体が設定距離範囲内にあるときは、フォーカスエリアの色が変化(黄色になる)するよう設定できます。

AF微調整では、レンズごとにピント合わせの位置を調整し、登録できます。
レンズの広角(ワイド)側/望遠(テレ)側それぞれで調整でき、ハイブリット位相差対応レンズでは、中央以外に四隅も調整可です。

露出1

α99II撮影設定1編

ISO感度は、撮影モードがP、A、S、Mのとき、「ISO AUTO」にすると設定範囲内で自動設定というものです。設定範囲とは、ISO選択画面で「AUTO」を選択し、マルチセレクターの右でISO AUTO 上限/ISO AUTO 下限の値をそれぞれ設定します。

ISO AUTO低速限界では、撮影モードがPまたはAでISO AUTOのとき、ISOが変わり始めるシャッタースピードを設定できます。

シャッタースピードの値で設定もできますが、FASTER/FAST/STD(標準)/SLOW/SLOWERからも選択できます。

STD(標準)は、レンズの焦点距離に応じてカメラが自動設定し、FASTでは、それよりも早いシャッタースピードでISOが変わり始める、つまり手ブレや被写体ブレを抑えやすくなる、というものです。

また、測光モードでは、スポット測光が測光サークルの大きさを標準/大から選べるようになりました。また、測光モードに新たに「画面全体平均」と「ハイライト重点」が加わっています。

さらに、スポット測光位置では、測光位置をフォーカスエリア(フレキシブルまたは拡張フレキシブルの時)に連動させるか、常に中央とするか、選択できます。

露出2

α99II撮影設定1編

シャッター半押しAELは、オートではAF-Aの時、被写体が動いているときや連続撮影の時は、シャッター半押しによるAEL(露出固定)が解除されます。

露出基準では、カメラの適正露出基準を測光モードごとに、1/6段(-1段~+1段の範囲)の幅で調整できます。

フラッシュ

α99II撮影設定1編

露出補正の影響では、露出補正値をフラッシュ調光にも反映させるか、定常光だけに反映させるかを設定します。

色/WB/画像処理

α99II撮影設定1編

AWB時の優先設定では、標準以外に、光源の色味を優先する「雰囲気優先」と、白色の再現を優先する「ホワイト優先」が選択できるようになりました。

ピクチャーエフェクトは、77IIの13種類から8種類に少なくなっています。
99IIでなくなったのは、以下のものです。

ソフトフォーカス、絵画調HDR、ミニチュア、水彩画調、イラスト調

これは結構ショックですね、なぜ???
こういうことをするのなら、Aマウント機もカメラアプリ対応にして、必要な人にダウンロードで提供するべきでしょう。

クリエイティブスタイルは、13種類で77IIと変更ありません。

ピント補助

α99II撮影設定1編

ピーキングは、MF時にピントが合った部分の輪郭を指定した色で強調するものです。

ピーキングレベルは、高/中/低/切で、「高」では輪郭が強めに強調されます。

顔検出/撮影補助

α99II撮影設定1編

フリッカーレス撮影は、蛍光灯などの点滅(周期100Hzまたは120Hz)によるちらつき(フリッカー)を検知して、フリッカーの影響が少ないタイミングでシャッターを切るものです。
注意として、レリーズタイムラグがわずかに長くなることがあります。

顔検出は、検出されると露出が少し明るくなりますね。
AF速度を最優先させたいときは、「切」が良いと思います。

 

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まとめ

撮影設定1はここまで。

撮影の基本なる設定ばかりですね。
動画撮影の設定や、細かいカスタマイズは次の「撮影設定2」で行います。

長くなったので、撮影設定2は次回の記事にします。

関連記事 α99IIを思う存分使いこなせ!(その4:撮影設定2編)

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