運転やドライブに必須の【偏光サングラス】女性にもオススメのモデルは?
車の運転に必須のサングラス。
特に、日差しや紫外線が強い沖縄では欠かせないアイテムです。
でも、単に眩しさや紫外線を防ぐための普通のサングラスを使用している、という方が多いのはないでしょうか?
運転には、サングラスではなく、偏光サングラス(偏光グラス)が絶対オススメです!
偏光グラスは、眩しさや紫外線だけでなく、照り返しによる反射光といった雑光を取り除き、これら有害な光から目を守るもの。
雑光は疲労の一因となるもので、雑光を取り除くことで疲労が軽減されることが医学的にも証明されているそうです。
実際に偏光グラスを使用すると、一目瞭然、運転時の快適さがまったく違います。
これまで普通のサングラスを使用していた方はぜひ試してみてください。
先日、妻のサングラスが壊れたので、偏光グラスに買い替えることに。
そこで、今回は、女性にもオススメのモデルを選んでみました。
偏光サングラス(偏光グラス)とは?
偏光サングラスとは、偏光フィルターを用いたサングラスで、反射光を除去する効果があるのが特徴です。
百聞は一見に如かずということで、下の写真をご覧ください。
カメラのレンズの左側のみ偏光グラスを当てて撮ってみました。
フロントガラスや車のボディの反射が除去されているのが良くわかりますね。
下の写真では、白く霞んで水平線も見えなかった海がはっきり見えるようになりました。
建物などもくっきり良く見えます。
曇りの日でもこのような違いがあり、晴れた眩しい日は違いがもっとはっきりします。
【偏光フィルターはカメラマンや釣り人にはお馴染み!?】
偏光フィルターは、風景などの写真を撮る方には必須のアイテムです。
レンズの前に取り付けると、空気中の水蒸気や木々の葉の反射などを除去し、青空や木々の色調を強調する効果があります。
また、水面の反射を除去し、水中の様子が見やすくなることから、偏光グラスは魚釣りでも用いられます。
水中の魚などを捕える鳥の目も、偏光フィルターと同じ構造を持つと言われています。
運転・ドライブ用の偏光サングラスの選び方
偏光サングラスを選ぶ際の基準として、可視光線透過率、紫外線カット率(または紫外線透過率)、偏光度の3つがあります。
可視光透過率
眩しさを除去する基準で、数値が低いほどレンズの色が濃く暗くなります(眩しくない)。
車の運転では、一般的に20~30%が適当と言われています。
(暗すぎると危険です)
紫外線カット率
目に有害な紫外線を除去する基準です。
通常99%以上となっています。
紫外線透過率と表示されている場合は、1.0%以下となります。
偏光度
反射光を除去する基準で、数値が高いほど効果が高くなります。
偏光グラスでは、偏光度が90%以上のものを選びましょう。
(偏光度の表示がないものもあります)
その他
これらの数値以外に、数値にできない見やすさや透明感、かけ心地、フィット感などがあります。
これらは実際にかけて試すのが一番ですね。
また、レンズの色は主にナチュラル系と呼ばれるグレーとコントラスト系のブラウンがあります。
初めての方は、グレーが色の変化がなく自然の見え方でオススメです。
ブラウンは色の変化がありますが、よりコントラストを強調(はっきり見える)してくれます。
おすすめ1:コールマン オーバーグラス C03012-1
アウトドアメーカーとして有名なコールマンからは、安価な偏光グラスが多数販売されており、カラフルなものやレディースモデル、キッズモデル(キッズは偏光タイプはないようです)もあります。
今回購入したのは、メガネの上からもかけられるオーバーグラスタイプ。
妻はコンタクトでメガネは普段使用していませんが、もともとまつ毛が長いためレンズにまつ毛があたりにくいよう選んでみました。まつ毛カールをしている方にもいいかもしれません。
コールマン サングラス メガネの上から偏光サングラス オーバーグラス CO3012-1
価格は、2,000円程度。
可視光線透過率は20%、紫外線カット率99%以上(透過率1.0%以下)で、偏光度の表記はありません。
実際の使用感は、プラスティックの安っぽさはありますが、値段の割に見え方は良好です。
またレンズのフレームとサイドレンズが、レンズ周りをすっぽりカバーすることで、正面以外の方向からの光を防ぐ効果があります。
コスパ良く、初めての偏光グラスや、たまにしか使わないという方にはオススメですね。
また、コールマンのサングラスは大変種類が豊富で、ホームセンターなどに置いてあることも多く、店舗で実際に試して選べるのもいいですね。
我家の車はヴォクシー(H28年式)ですが、上の写真のようにオーバーヘッドコンソール(小物入れ)にちょうど収まるサイズです。
このコンソールは、サングラスの収納用にレンズを傷つけない素材で覆われていて便利です。
おすすめ2:ダイワ 偏光グラス TLX006
沖縄のように日差しが強いところで毎日使う方は、もう少し性能が良くしっかりしたものが欲しいところ。
男性用であれば様々なモデルがありますが、女性用だと意外と少ないんですよね。
今回は、釣具メーカーのダイワから出ている女性用モデルTLX006を選んでみました。
このTLX006は、偏光グラスの代名詞ともいえるTALEXレンズを使用した本格モデルです。
フレームの色は、「BROWN×PINK」と「WINE DEMI」の2色があり、今回「BROWN×PINK」を選択。
レンズカラーはトゥルービュースポーツというもので、ブラウン系になります。
定価は、22,000円。
可視光線透過率は30%、偏光度99%です。
TALEXレンズには紫外線カット率の表記はありませんが、すべて99%以上となっています。
TALEXの偏光レンズの特徴は、独自の「雑光カットフィルター」による高い雑光カット率と可視光線透過率の実現です。
つまり、通常レンズは「眩しくないけど暗い」ですが、TALEXは「眩しくないけど暗くない」ということなんです。
もちろん高性能なフィルターだけでなく、ひずみのない光学性能、徹底した品質管理など、日本が誇る最高クラスのレンズとされています。
購入にあたっては、高価なものなので実際にかけて試したいですね。
沖縄本島では「フィッシング ステップ 具志川店」に実物があったので、妻と行って試してみました。
妻はTALEXのことなど知りませんが、他のものより明らかにスッキリ見やすい!とのことで、デザインも似合っていたので購入を決めました。
12月の年末セールでは店頭の割引価格からさらに2割引きとなり、お得に購入することができました。
オススメ!【沖縄名護の釣具屋】年末の超特価大セールが始まりました!(2016)
購入後、フレームが妻には少しきつめだったので、フィッティングは後日メガネ店にお願いしました。
また、我家のヴォクシーのオーバーヘッドコンソールには、余裕で収まりました。
(夏の暑い日は車内が高温になるため入れたままにしないようご注意ください)
実際の使用感は、文句なし!
釣具店ではフィッティングができないため、購入後のフィッティングの手間(妻の場合、フレームが少しきつい、まつ毛が少しレンズに触れるなどの調整)はありますが、偏光グラスとしての性能は十分。
あまり暗くならないので、運転以外でもレジャーなど幅広く使えます。
【追記】
購入したこのサングラスはフレームのネジが緩みやすいものでした(個体差なのかは不明)。
高価なだけに残念ですが、市販(コニシ)のゆるみ止めをつけたところ緩まなくなり、解決しました。
「ゆるみ止め」ってすごい!
まとめ
運転やドライブにオススメの偏光グラスとして、コールマンのオーバーグラスタイプとダイワの女性用本格モデルを紹介しました。
初めての方やたまに使う方はコールマンのような安価でコスパの良いモデル、毎日使う方は本格モデルを選ばれてはいかがでしょうか?
偏光グラスは、眩しさや紫外線だけでなく反射光といった有害な雑光を取り除き、疲れにくく目に優しいサングラスです。
運転時の快適性は安全性にもつながります。
また、反射光の除去によって、空や海、森の色が濃くはっきり見えるようになります。
特に海の青色はコントラストが強調され、天気の良い日はサンゴ礁がくっきり美しく見えます。
沖縄に観光に来られる方は、車を運転する方もそうでない方も、普通のサングラスではなく偏光グラスをぜひご準備くださいね。