【初めての爬虫類】レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を飼おう-簡単飼育のポイント(飼育編)

【初めての爬虫類】レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を飼おう-簡単飼育のポイント(飼育編)

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の飼育について、前回の準備編に続き、今回は飼育編です。
夜行性なので昼間は寝ていることも多いのですが、慣れると人の気配で「ごはんちょうだい!」と近寄ってくるようになりますよ。

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個体の選び方

【初めての爬虫類】レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を飼おう-簡単飼育のポイント(飼育編)

爬虫類ショップに行くと、様々な模様や色をした品種が売られています。
一番オーソドックスなのが「ハイイエロー」で、値段も手頃です。

品種に関しては好みと予算で選んでよいでしょう。
お気に入りの子を探してください。

注意点としては、飼育初心者の方は生まれて間もない幼体は避けること。
幼体はかわいいのでつい買いたくなってしまいますが、ある程度成長した個体(ヤングアダルト、亜成体)の方が初心者には買いやすいでしょう。

飼育のポイント

エサの種類

生きたコオロギが一般的で、価格が安く入手もしやすいですね。

私は以前はデュビア(ゴキブリの仲間)を自家繁殖させていました。
野菜くずで簡単に飼育できるのでおすすめです。

生餌が苦手な方は冷凍コオロギでも食べてくれればOKです。
我家の子は冷凍のピンクマウス(生まれたばかりのハツカネズミで、爬虫類用のエサとして販売されている)が好物で定期的に与えています。

また、私は使ったことはありませんが、レオパ用の人工フードも売られています。

生き物なので調子を悪くしたりしていつものエサを食べなくなることがあります。
そのようなときに有効なのがイモムシ系のエサです。
イモムシ系のものは大変嗜好性が高く、爬虫類ショップで売られているハニーワームシルクワーム(カイコ)がおすすめです。

もし近所で買えない場合は、釣具店で売られているブドウ虫でもいいでしょう。
ブドウ虫は渓流釣り用の生き餌で、実際は外見がそっくりなハニーワームが容器に入っています。
冷蔵庫の野菜室に入れておけば生きたまま保管可能です。

釣具店で購入できるブドウ虫(中身はハニーワーム)

ハニーワームとは?
蛾の一種(ハチノスツヅリガ)の幼虫でミツバチの巣を食べる害虫として知らています。
穀物の粉末等でも育つためエサ用に養殖されており、栄養価の高い爬虫類のエサとしても知られています。
ただし、脂肪分が多いため与えすぎないようご注意ください。

エサの頻度

エサは毎日与える必要はなく、成体であれば2~3週間に1、2回程度で大丈夫です。
あまり与え過ぎると消化不良を起こすので、少し控えめにする(尾が適度に太っている程度)のが良いと思います。

【初めての爬虫類】レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を飼おう-簡単飼育のポイント(飼育編)

水も毎日与えなくて平気です。
我家の場合、水入れからはあまり飲みませんが、エサを与える際にシェルターのタッパーの上を濡らしたり容器壁面に霧吹いたりするとペロペロ飲んでいます。

掃除

個体にもよりますが、糞は大体決まった場所でします。
我家の場合はタッパーのシェルターの裏側などです。

糞が目立つようになったら床材ごと新しいものに取り換えればOKです。
その際にシェルターのミズゴケを交換し、エサ入れや水入れもきれいにしましょう。

温度管理

私は15℃を目安に低温が続くときにパネルヒーターを使うようにしています。
ヒーターは温度調整が可能なもので、シェルターの下などの一部分を保温してあげると、自分で好みの温度のところを選ぶので様子を見て調整してあげましょう。

非常に寒い室内で飼育せざるを得ない場合は、ヒーター以外にも飼育容器側面を発泡スチロールなどの断熱材で囲むなど対処ください。

直射日光は避ける

レオパに限ったことではありませんが、窓際のように直射日光が当たって温度変化が激しいところは避けましょう。

まとめ

金魚のように水替えをさぼっていたら気づかないうちに水質が悪化していて病気に…
という心配はなく、手間が少なく非常に飼いやすい生き物だと思います。

一番ネックになるのがエサですが、エサさえちゃんと確保でき食べてくれれば本当に楽でかわいいペットです。

爬虫類が好きで飼ってみたいという方は、ぜひ検討してみてください。

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