世界初の「ジャイアントマンタ」は世界最大のエイ!-沖縄美ら海水族館に会いに行こう

世界初の「ジャイアントマンタ」は世界最大のエイ!-沖縄美ら海水族館に会いに行こう

2018年11月から、沖縄美ら海水族館の大水槽では世界最大のエイ「ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)」の飼育展示が始まりました(世界初!)。

これまで大水槽ではジンベエザメ等の他、大きな「ナンヨウマンタ」が泳いでいましたが、今回のジャイアントマンタは展示中のナンヨウマンタよりもさらに1mも大きな個体とのこと。

沖縄本島沖の定置網で捕獲されたもので、徐々に慣らしながら今回の飼育展示に世界で初めて成功しました。
ということで、世界初の世界最大を見に行きましょう!

【追記】2019年2月現在、ジャイアントマンタの展示は中止しています。2020年6月、展示が再開されました。

「ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)」と「ナンヨウマンタ」

かつては「オニイトマキエイ」1種のみが知られ、通称”マンタ”と呼ばれていました。
しかし、2009年にマンタには「オニイトマキエイ」と「ナンヨウマンタ」の2種がいることがわかりました。
そして、美ら海水族館でこれまで展示されていたものは「ナンヨウマンタ」。

この2種は、背中の模様や口周辺の色などで見分けることができます。
また、ナンヨウマンタは体の幅が約4mなのに対し、オニイトマキエイは6mに成長します。

世界初の「ジャイアントマンタ」は世界最大のエイ!-沖縄美ら海水族館に会いに行こう ナンヨウマンタとオニイトマキエイの違い

ナンヨウマンタとオニイトマキエイの違い(引用:美ら海水族館展示パネル)

ちなみに、現在、大水槽ではナンヨウマンタの珍しい黒化個体”ブラックマンタ”も泳いでいます。
こちらもぜひチェックしてみてください↓

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「ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)」を探そう

世界初の「ジャイアントマンタ」は世界最大のエイ!-沖縄美ら海水族館に会いに行こう

では、大水槽で実際に「ジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)」を探してみましょう!

えーと、ブラックマンタは全身が黒いのですぐに見つかるけど、ジャイアントマンタは…

むずかしい!

ですが、しばらく見比べていると見つかるようになりました。

展示中のジャイアントマンタがナンヨウマンタよりも1m大きいとはいえ、元々大きな魚なのでパッと見では難しい。
写真で撮ってもわかりにくいですね。

ひれの先が長く、大きさを比べているうちにわかるような感じですが、一番わかりやすいのは口周辺の色
口周辺の色は、ナンヨウマンタが白色に対し、ジャイアントマンタは黒色です。

世界初の「ジャイアントマンタ」は世界最大のエイ!-沖縄美ら海水族館に会いに行こう

中央がジャイアントマンタ(オニイトマキエイ)。口周辺の色が黒い。

大水槽ではナンヨウマンタが4匹(ブラックマンタ含む)泳いでいますので、大きさと口周辺の色に注意して比べてみてくださいね。

また、大水槽前の解説プログラムでは、11時半からジャイアントマンタとナンヨウマンタの見分け方や特徴をわかりやすく紹介してくれます。

 

ジャイアントマンタのグッズにも注目!

世界初の「ジャイアントマンタ」は世界最大のエイ!-沖縄美ら海水族館に会いに行こう

水族館出口のショップ「ブルーマンタ」では、今回の公開に合わせ、ジャイアントマンタのオリジナルグッズが期間限定で販売されています。

世界初の「ジャイアントマンタ」は世界最大のエイ!-沖縄美ら海水族館に会いに行こう

Tシャツやバッグ、ぬいぐるみなど充実していますので、こちらのチェックも忘れずに!

 

まとめ

いかがでしたか?

現在展示中のジャイアントマンタはオスの個体で、体の幅は4.6m、体重は700kg。
ジャイアントマンタは6mまで大きくなるとのことで、これからの成長が楽しみですね。
また、美ら海水族館ではナンヨウマンタの繁殖に成功していますので、このジャイアントマンタの繁殖も楽しみにしたいと思います。

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