沖縄から園芸の苗木を買って持ち帰りたいけど大丈夫?植物防疫所に聞いてみた

先日、東京の実家から沖縄に家族が遊びに来て、ランなど趣味の園芸の苗木を買って帰ろうとしました。
沖縄ではランなど栽培が容易で本土で買うよりもずっと安いですからね。

沖縄から植物を持ち帰る際は、イモ類や柑橘類苗木など規制されているものがあります。
そのため、購入の際は念のため店員の方に確認していたのですが、JAの店舗でランと多肉植物を購入しようとした際、ポットに土が入っているものは持ち帰れない、と店員に言われました。

え~嘘でしょ!と思いましたが、土ではなく水苔のポットなら大丈夫と言われ、土のポットは仕方なくレジでキャンセル。

いやー、でも…。
なんだか納得できないし、もし間違いだったら他のお客さんも同様の対応をされて困ったり、何より出荷している生産者の方にとっても損害でしょう、ということで調べてみました。


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JAにメールで問い合わせてみた

今回のいきさつですが、JA店舗で、東京から来た家族がランと多肉植物の苗木を購入しようとしたところ、土に入ったポットは東京に持ち帰れない、と言われたものです。
レジの店員から、空港で検疫が必要で1か月はかかる、宅配もできない、と言われ、水苔のポットに入ったランは大丈夫とのことで、土のものはすべてキャンセルしました。

家族は他店ですでに土のポットの苗木を購入していたので、仕方なくこれらはポットから取り出して根のみの状態にして持ち帰ることにしました。

納得ができなかったので、このようないきさつについてJAにメールで問い合わせてみました。

JAの回答

JAでは鉢物類の発送は承っていない、との回答でしたが、これはあくまでJA店舗での話。
県外へ発送できない理由はなく、店側の認識の間違いということでした。
(発送したい場合は自分で宅配業者へ持ち込んでね、ということでしょう)

沖縄から自分で飛行機で持ち帰ることに関しては、その後返事はありませんでした。

 

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植防で規制されているもの

沖縄から園芸の苗木を買って持ち帰りたいけど大丈夫?植物防疫所に聞いてみた

持ち帰りが規制されている植物については、植物防疫所のHPに詳しく掲載されています。
改めて確認してみましょう。

植物等の移動規制について:植物防疫所

やはりイモ類(ヒルガオ科)や柑橘類苗木が規制対象ですね(他にも外来種のアフリカマイマイ)。

規制の理由は、これらの植物についている害虫が島外に運ばれてしまう可能性があるためで、空港でポスターや害虫の模型を見かけたことがあるかと思います。

かつてはマンゴーやゴーヤーなど多くの農産物が規制されていました。
ウリミバエという害虫がいたため(台湾からの侵入?)で、根絶事業により1993年に県全域で根絶が確認され規制が解除されました。
2018年は根絶からちょうど25年。
今ではマンゴーもゴーヤーも沖縄を代表する農産物となりましたが、海外からの人や物の移動が増える中、再侵入を防ぐための対策が現在も行われています。

 

那覇空港の保安検査場に聞いてみた

那覇空港の保安検査場で検査員の方に苗木の持ち帰りについて聞いてみたところ、小さな苗木であれば土のポットでもそのまま通していて問題ない、とのことでした。

 

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那覇の植物防疫事務所に聞いてみた

沖縄から園芸の苗木を買って持ち帰りたいけど大丈夫?植物防疫所に聞いてみた

那覇の植物防疫事務所に電話して聞いてみました(2018年9月)。
回答としては、(国外への持ち出しや一部地域を除き)規制対象の植物でなければ、沖縄本島からは土のポットでも問題ないとのことでした。

それよりも苗木の大きさによっては航空会社の方で断られる可能性があるので確認することを勧められました。

 

まとめ

結論としては、JAの対応が間違いで、規制対象の植物以外であれば土のポットでも持ち帰りは大丈夫です。
※ただし、飛行機では苗木の大きさにはご注意ください。

教訓としては、店員の言葉をその場で鵜呑みにせず、自分でしっかり調べて判断することが大事ということ、ですね。

沖縄はランをはじめ園芸の苗木が本土に比べかなり安く販売されています。
観光でお越しの際は、地元JAの直売所やホームセンターをぜひのぞいてみてくださいね。




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