エレクトリカルパレード撮影のおすすめレンズやカメラの設定は?(応用編)

クロスフィルター(MARUMI DHG 6X クロス)使用

エレクトリカルパレードの撮影法について、前回は基本編として標準ズームによる撮影とカメラの設定について解説しました。

関連記事 エレクトリカルパレード撮影のおすすめレンズやカメラの設定は?(基本編)

明るい標準ズームがあれば基本的にはフロートもキャラクターもきれいに撮ることができますが、標準ズームだけではいつも同じような写真になりがちです。

そこで、今回は応用編として、いつもと違う印象の写真を撮るための撮影法や作例を紹介したいと思います。
また、撮影したRAW画像の現像についても解説します。


スポンサーリンク


望遠ズーム

明るい望遠ズームもエレクトリカルパレードでは使いやすいレンズです。
望遠を活かして遠目から切り取るようにフロート全体を狙ったり、フロートが近づいたらキャラクターをアップで狙う使い方ができます。

明るい望遠ズームとしては、いわゆる「ナナニッパ」と呼ばれる70-200mm F2.8があります。
各社とも高価で重いレンズですが、エレクトリカルパレード以外でも大変活躍するので、いつかは入手したいものです。
(F2.8でなくとも軽量のF4の望遠ズームもよいと思います)

望遠ズームの場合、私はエレクトリカルパレードでは70mm~100mm(特に70mm)をほとんど使用し、それ以上の望遠側はほとんど不要。
むしろ70mmよりもう少し広角が欲しいこともあり、50-100mm F2.8なんていうレンズがあればエレクトリカルパレードでは個人的にはベストですが、そんなレンズは見たことありませんね。

【追記】
2019年、レンズメーカーのタムロンから”ポートレートズーム”なる「35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD」というレンズが発売されました。
まさに私がよく使用する50‐100mmをカバーする焦点距離で、パレード撮影にぴったりのスペックではないでしょうか?
残念ながらキヤノン用とニコン用しかなく、私はカメラがソニーAマウントのため使用できませんが、キヤノンやニコンをお使いの方はぜひチェックしてみてください!

 

スポンサーリンク

フィルター

フィルターは、レンズの前面に取り付けるだけで簡単にいつもと違った印象の写真が撮れるツールです。
エレクトリカルパレードのような光の撮影では、クロスフィルターとソフトフィルターがおすすめ!

※フィルター購入の際は、使用するレンズのフィルター径を必ずご確認のうえ、お選びください。

クロスフィルター

エレクトリカルパレード撮影のおすすめレンズやカメラの設定は?(応用編)
クロスフィルター(MARUMI DHG 6X クロス)使用

クロスフィルターは光源に対して「光の線」をつくり輝きを強調するもの。
光の線の数は、種類によって4本、6本、8本とあり、またフィルター枠が回転できるものは回転させることで線の角度を調整できます。
私が使用しているのは6本線の角度調整可能なタイプです。

ソフトフィルター

エレクトリカルパレード撮影のおすすめレンズやカメラの設定は?(応用編)
ソフトフィルター(Kenko プロソフトン[A])使用

ソフトフィルターは光をにじませて幻想的な雰囲気にするもの。
種類によってソフト効果の強さが異なります。
私が使用しているのは星景写真などで用いられる効果弱のタイプですが、ソフトフィルターは望遠レンズで使うと効果が強くなるため、望遠ズームでははっきりにじみが出ます。
(逆に広角レンズで使いたい場合は、効果強のタイプがよいかもしれません)

フィルターの使い分け

クロスフィルターは、場面によっては光を強調し過ぎて、少しうるさく感じるかもしれません。
遠景では周囲の光まで強調されるため、近景やアップでの写真の方が適していると思います。

一方、ソフトフィルターは個人的には結構お気に入りで、場面を問わず使えると思います。
にじみの効果は、RAW現像の際、暗部(シャドウ)を暗めにすると控え目に、明るくすると強めに見えますので、撮影後でもにじみ具合を多少調整できます。

 

撮影後のRAW現像

撮影したRAW画像は、後日PC上で現像します。
この現像処理は、よりきれいに、より自分の印象に近づけるための作業で、エレクトリカルパレードの写真では必須とも言えます。

RAW現像には専用のソフトが必要です。
私はAdobe Lightroomを使用していますが、各カメラメーカーから専用のものが提供されています。

現像処理は次の項目について行いましょう(その他の細かい設定はお好みで)。

ホワイトバランス(WB)

WBは、エレクトリカルパレードの場合、3000K~4000K前後くらいに調整することが多いです。
値が小さいほど青が強く、大きいほどアンバー(黄赤)が強くなります。
お好みのイメージに近づけましょう。

階調

明るさやコントラストなど(Lightroomの場合、他にハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベル)を細かく調整します。
初めに自動補正を試した後、微調整をしてイメージに近づけます。
(自動補正では明るすぎることが多い)

調整項目が多く時間がかかりますが、この作業が一番重要な作業です。

ノイズ軽減

高感度撮影時のノイズを軽減させます。
特にISO1600以上では必ず行いましょう。

トリミング

撮影画像の水平を調整し、余計な部分をトリミングします。
自分は水平に撮っているつもりでも実際は結構傾いていることが多いので、水平チェックは忘れずに!

その他、必要に応じて彩度などを調整して完成です。

 

スポンサーリンク

作例ギャラリー

PC画面では大きなサイズでご覧いただけます。
撮影の参考になれば幸いです。

※2015年12月(クリスマス・バージョン)と2018年1月及び7月に撮影したものです。2015年の写真には、現在使用されていない(2017年リニューアル前の)フロートもあります。

撮影機材

【カメラ】SONY α99II,α77II
【レンズ】SONY 70-200mm F2.8 G SSM II,SONY DT 16-50mm F2.8 SSM,MINOLTA 50mm F1.4 NEW,SIGMA 24mm F1.8 EX DG MACRO
【クロスフィルター】マルミ DHG 6Xクロス
【ソフトフィルター】Kenko プロソフトン[A]

 

まとめ

いかがでしたか?

撮影機材とカメラの設定が決まれば、あとはシャッターを押すだけですが、どういう写真が撮りたいか、事前に自分の中でよ~くイメージしておくことも大事なポイントです。

そのためのレンズ選びや当日の場所取りだったり、いろいろ悩むのも楽しいもの。
次回は、どんな写真を狙おうかな~?

関連記事 エレクトリカルパレード撮影のおすすめレンズやカメラの設定は?(基本編)

関連記事【ディズニーリゾート】夜景やイルミネーションの撮影に便利!三脚代わりの自作ビーンズバッグで長時間露光に挑戦

おすすめ記事一覧
【目次】ディズニーおすすめ記事

【ディズニーリゾートのツアー情報満載!JAL公式サイト】
JALで行く東京ディズニーリゾート(R)


スポンサーリンク