帯広畜産大学で話題の「白いエゾリス」は本当に真っ白だった!
先日、仕事で帯広畜産大学に出かけた際のこと。
望遠レンズを持った人たちを見かけ、何を撮ってるの?と思っていたら「白いエゾリス」ではありませんか!
実はこの白いリスのことを私は知らなかったのですが、テレビや新聞でも報道されていて有名だったんですね。
確かにこんなリスがキャンパス内を走っていたら、すぐにSNSでも話題になりますね。
ということで、昼休みに私もちょこっと撮らせてもらいました。
帯広畜産大学の構内には、以前からたくさんのエゾリスを見ることができますが、今回の白い個体は初めて見るとのこと。
この白いエゾリスは、今年の9月頃からよく見られるようになったそうで、今年生まれた個体のようですね。
また聞いた話ではオスとのことです。
構内のエゾリスは人に馴れていて、比較的近づいてもこちらを気にする気配がありません。
この白いエゾリスもカメラマンに囲まれてもあまり逃げることなく、スマホでも撮っている人がいました。
人に馴れて構内で暮らすエゾリスには、外敵に襲われるリスクが低いというメリットがあります。
野生ではこのような白化個体は、外敵から目立つため生存が難しいとされていますが、構内の外敵が少ない環境だからこそこうして生きていられるのでしょう。
顔をアップにしてみると、目の色が赤いことがわかります。
つまり、この白いエゾリスは先天的に色素が欠乏した「アルビノ」ということですね。
ちなみに普通のエゾリスの体色は茶色。
比べると、アルビノというのは本当に真っ白なんだなあと実感します。
構内にはエゾリスがたくさんいますので、この「白いエゾリス」と「普通のエゾリス」の2ショットも狙えますね。
エゾリスの寿命は2~3年と言われています。
来年、再来年も帯広畜産大学で元気な姿を見せてほしいですね。