アカハラダカの渡りの季節(2017)
まだまだ暑い日が続く沖縄ですが、今朝は涼しい風が吹き、少しずつ秋らしくなってきましたね。
さて、9月と言えばタカの渡りの季節。
毎年、名護ではアカハラダカやサシバなどの渡りを観察することができます。
先日、名護博物館による観察会が行われましたので、子供と一緒に家族で参加してきました。
オススメ! 【名護博物館】2016年秋アカハラダカ・サシバ渡り調査反省会・情報交換会に行ってきました
アカハラダカ渡り観察会(名護博物館)
毎年恒例の観察会で、嘉津宇岳登山口入口の駐車場で行われます。
展望台があり、名護市街と名護湾が一望できます。
トイレもありますので、子供連れでも安心です。
名護におけるアカハラダカの渡りのピークは、例年9月中~下旬頃。
今年の観察会は、9/23と9/24に行われました(時間は朝7時~9時)。
9/23は博物館のカウントでは801羽が、9/24は1,437羽が観察されたそうです。
昨年と同様、観察会の日にちょうどたくさんの渡りが見られましたね。
詳細は、名護博物館のブログ「日々のなごはく。」をご覧ください(↓)
秋の嘉津宇岳2017 その1 ~アカハラダカ渡り観察会~(外部リンク)
アクセス
嘉津宇岳登山口入口へのアクセスは、本部循環線(バイパス)から(有)勝山シークヮーサー方面へ進み、勝山公民館手前を右折して山道をぐんぐん上っていくと着きます。
一部道が狭い場所もありますが、舗装された道ですのでご安心ください。
アカハラダカ渡りの観察に出かけよう
アカハラダカの渡りは、名護では10月中旬くらいまで見られます。
朝鮮半島で繁殖したものが、東南アジアで越冬するため沖縄を通過していくのです。
天気の良い晴れた日の朝、上昇気流に乗って飛び立ち、大きな鷹柱をつくって渡っていく姿はまさに壮観です。
太古の昔から繰り返されて来た彼らの営みに、何度見ても感動します。
嘉津宇岳登山口入口は、名護の市街地からのアクセスも良く、この時期、ぜひ多くの方に見て頂きたいと思います。
渡りの期間中、雨の日を除き毎朝、名護博物館の学芸員の方が調査に来ていますので、初めての方でも安心です。
休日の朝、少し早起きして朝食と飲み物を持ち、皆さんもぜひ出かけてはいかがでしょうか?
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