大宜味村の工芸展「いぎみてぃぐま」(2017)とオクラレルカ開花状況
毎年4月に大宜味村喜如嘉で行われている工芸展「いぎみてぃぐま」。
2017年は、4月7日(金)~9日(日)の開催で、8日(土)に家族で出かけてきました。
また、毎年ちょうどこの頃、喜如嘉の水田では「オクラレルカ」というアヤメの仲間の花を楽しむことができるので、こちらの開花状況もお伝えしたいと思います。
大宜味村工芸展「いぎみてぃぐま」
「いぎみ」とは「おおぎみ」の昔の呼び名で、「てぃぐま」とは方言で手先が器用なことを言うそうです。
この工芸展では、大宜味村の工芸家が、陶芸品を中心に染物や木工品などの展示・即売を行います。
特に、陶芸品は通常よりお得な価格で購入できるため、毎年初日(金)から狙って来る人もいるそうです。
この他にも、地元のコーヒー店や菓子類などの出店もあり、休憩スペースでゆっくりくつろぎながら工芸品を楽しむことができます。
アクセス
開催場所は「大宜味村農村環境改善センター」で、国道58号沿いの喜如嘉集落入口になります。
大宜味村喜如嘉「オクラレルカ」の開花状況(2017年4月8日)
大宜味村喜如嘉の水田では、コメやイグサ(畳の材料)の栽培が行われてきましたが、現在では「オクラレルカ」というアヤメの仲間が主に栽培されています。
本土では梅雨の6月頃にアヤメ(ハナショウブ)が咲き、各地であやめ祭りなどが開催されますが、喜如嘉の「オクラレルカ」はその沖縄版といった感じです。
こちらでは、毎年3月下旬から4月上旬ころに「オクラレルカ」があたり一面に咲き、見事な景色を楽しむことができます。
「いぎみてぃぐま」は毎年4月上旬に開催されますので、例年ですと「いぎみてぃぐま」に出かけた際に、この「オクラレルカ」も楽しむことができます。
しかし、今年は春先から低温が続き、例年よりも開花がかなり遅れている状況でした。
開花状況としては、まだ2~3分咲きといったところでしょうか?
アクセス
場所は、大宜味村喜如嘉の水田地帯です。
喜如嘉の集落の狭い道を入っていきますので、ご注意ください。
まとめ
大宜味村工芸展「いぎみてぃぐま」は、それほど規模の大きな展示会ではありませんが、特に地元の陶芸品が充実していて特価で購入することができますので、器などの陶器を探している方は1年に一度のこの機を狙ってみてはいかがでしょうか?
また、直接工芸家の方からお話を聞いて交流できるのも魅力ですね。
オクラレルカの開花は、今年は例年よりも遅れている状況です。
沖縄本島では、先週くらいからようやく気温の高い日が続くようになりました。
これから日に日に開花が進んでいくと思います。
今年は4月中旬ころが見頃となりそうですね。
また見頃のころに、当サイトで改めてレポートしたいと思いますので、お楽しみに!
→見頃情報の記事を書きました。
オススメ! 【2017年4月14日】大宜味村喜如嘉のオクラレルカ開花状況(見頃です)