α99IIを思う存分使いこなせ!(その5:その他設定編)
前々回の「撮影設定1」、前回の「撮影設定2」で撮影に重要な設定は終わりました。
今回は、再生時など、その他の設定を見ていきたいと思います。
ワイヤレス
ワイヤレス1
スマホ転送などの設定ですね。
こちらはとりあえず後回しにしました。
使用しないときは、無線機能を無効にする飛行機モードを「入」にしておきます。
スマホやタブレットに無料アプリのPlayMemories Mobileを入れれば、簡単に接続でき、画像の転送が行えて便利ですよ。
(転送すると、画像サイズは自動的に小さくなります)
ワイヤレス2
Bluetooth通信でスマホから位置情報を取得して、撮影画像に位置情報を記録できます。
99IIにはGPS機能がないので、位置情報を記録させたい場合はスマホから可能ということですね。
スマホを持っていないと、どうしよう・・・。
再生
再生1
ここからは再生時の設定です。
記録画像の回転表示では、「オート」にするとカメラを回転させたときに再生画像も自動回転します。
「マニュアル」では、縦写真は縦向きに、また、カメラの回転機能で回転させたらその向きに表示します。カメラの回転機能は、再生時にMENUボタンを押して、次の「再生2」の画面で行います。
「切」では、常に横向き表示です。
再生2
拡大の初期倍率では、「前回の倍率」を選ぶと、画像の拡大表示の際、前回の倍率で拡大してくれるもの。
また、拡大の初期位置は、拡大表示の際、ピントを合わせた「ピント位置」から拡大させるか、「画面中央」からか設定できるものです。
ちなみに、拡大表示中は、拡大位置をマルチセレクターで任意の位置に移動させ、前ダイヤルを回すと、同じ拡大位置のまま、前後画像の拡大を表示させることができます。また、後ダイヤルでは、拡大率の変更が可能です。
再生3
動画から静止画作成は、動画表示中にMENUからこの画面で選択し、再生→一時停止の後、切り出します。
セットアップ
セットアップ1
モニターの明るさや、ファインダーの明るさ、色温度をお好みで調整できます。
私の環境では、モニターが少し明るいようなので、これからちゃんと確認して必要なら調整したいと思います。
ガンマ表示アシストは動画での設定です。
セットアップ2
クリーニングモードは、実行するとセンサーが短時間振動して、ゴミをふるい落とし、電源を切ったのち、ミラーを跳ね上げてブロアーでセンサーを清掃するものです。
詳しくはこちら
→http://helpguide.sony.net/ilc/1630/v1/ja/contents/TP0001229164.html
ちなみに、77IIでは、クリーニングモード実行時だけでなく電源OFF時にも毎回センサーを振動させていましたが、99IIではクリーニングモード実行時のみになったようです。
クリーニングモードでも汚れが取れない場合は、ソニーサービスステーションに持込みまたはネット申込みでクリーニングサービスが受けられます。
ただし、センサー、ボディ、レンズ、各部の清掃になり、料金は3,000円+税です。ソニーサービスステーション窓口(秋葉原、名古屋、日本橋、那覇)限定ですが、センサーのみのクリーニングサービスがあります。
要予約で、料金は1,000円+税です。
窓口が近くにあって直接持ち込める方は、こちらの方が安くていいですね。詳しくはこちら
→http://www.sony.jp/support/ichigan/repair_service/quick-cleaning.html
セットアップ3
HDMI設定では、HDMI端子からテレビに出力する際の設定をします。
USB接続では、「マスストレージ」、「MTP」など、USB接続の方法を接続するパソコンやUSB機器に合わせて選択できます。
セットアップ4
フォーマットがこんなところに!
初めて使うメモリーカードは、まずフォーマットさせましょうね。
フォーマットすると、プロテクトしてある画像もすべて消えます。
セットアップ5
ファイル名設定では、ファイル名の先頭3文字を変更できます。
デフォルト「DSC」の場合、色空間がsRGBで「DSC01234」、AdobeRGBで「_DSC1234」です。
記録モードでは、メモリーカード2つの時、同時記録や振り分け記録などの記録方法を設定できます。
セットアップ6
最後です。
メディア残量表示では、設定している静止画、動画における残量(撮影可能枚数、撮影可能時間)を表示します。
バージョン表示は、Ver. 1.00でした。
まとめ
3回にわたり、すべての設定画面を紹介しました。
大事そうなところ、わかりにくそうなところはなるべく説明を加えましたが、詳細は必ず取説またはヘルプガイドで確認するようにしてください。
α99IIヘルプガイド
→http://helpguide.sony.net/ilc/1630/v1/ja/index.html?s_pid=cs_ILCA-99M2
とりあえずこれで撮影準備はOKですね。
けれど、AF機能など使いこなすにはまだまだ知っておくべきことがあります。
まあ、あとは使いこんでいくうちに自然と身についてくると思います。
次回以降は、99IIの実写レビューや注目機能の紹介などをしたいと思いますので、お楽しみに!
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