2018年秋のオキナワマルバネクワガタ
10月になり、日中は日が出ればまだまだ夏のような暑さの沖縄ですが、朝晩はだいぶ涼しくなりました。
夕方、久しぶりにやんばるの森の林道を走っていると、「いた!」
すっかりその存在を忘れていましたが、そうマルバネクワガタの季節ですね。
ちょうど林道を歩いていたのですぐに気が付きましたが、じっとしていたら見落としていたかも。
オキナワマルバネクワガタは夜行性ですが、まだ日没前の明るい時間でも気温が低かったせいか活動していたようです。
う~ん、中々の大型個体です。
かつてこの仲間は「タテヅノマルバネクワガタ」と呼ばれていました。
その名の由来はこの角ですね。
昨年紹介した個体は小型で角があまり発達していませんでしたが、今回のような大型個体では角が発達し、まさに「タテヅノ」となります。
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おわりに
やんばるの森の9~11月はオキナワマルバネクワガタの季節。
夜行性ですが、涼しい日や晩秋は日中の明るい時間帯に活動していることもあります。
「種の保存法」という法律により採集は禁止されていますので、見つけても持ち帰ることはできません。
また、地面を徘徊するため、車で走行中に轢かないようご注意ください。